北欧・スカンジナビアデザインの外観が美しい、住宅事例をご紹介します。無垢材や漆喰のぬくもりをまとった、スカンジナビアな家の魅力を感じてみてください。
可愛らしい煙突屋根がついたコンパクトな平屋。大きな窓と木目が美しい玄関に北欧・スカンジナビアのライフスタイルを感じます。
ぬくもりを感じられる板版の外壁は端正に揃えられ、凛とした空気を漂わせているかのよう。屋根に見える薪ストーブの煙突は小ぶりな可愛らしいフォルムで、どんな屋根でも個性的に飾ってくれそうです。
機能性が高い土間スタイルのダイニングや自然木材を使ったテラスは、北欧らしい過ごし方【ヒュッゲ】を楽しく演出してくれます。
白い漆喰の壁と温かみがある赤レンガ。家の温かい灯りがもれる小窓には、スカンジナビアから取り寄せた木製窓を取り付けています。
ダイニングには漆喰とのコントラストが美しい無垢材を使用。家族で過ごす時間をよりいっそう豊かに仕上げています。
「いつまでも家族一緒に」という思いを具現化した、長い年月をかけて一緒に育っていく、そんな印象を与えてくれる家です。
全体的にシンプルモダンな住宅ですが、北欧スカンジナビアらしい温かみを感じるのは、玄関部分の特徴的なデザインがあるからです。
まるでスカンジナビアの小さな小屋が出迎えてくれるような、可愛らしいルックスになっています。
北欧の木製ドアを取り付けた玄関まわりには、ブラウンの木材板を重ねたベベルサイディング(傾斜加工)で装飾。丁寧な工程が温かい印象をかもし出しています。玄関天井の明かりも印象的で、記憶に残るデザインです。
清潔感があるスペイン漆喰の壁を基本にしながら、上階部分にはレッドシダーのシングル張りがアクセントであしらわれています。
横長にデザインされた上階部分の2つの窓は、広さが感じられる視覚効果のほかユニークさもあわせ持つ、個性的な外観です。
こういった漆喰や木材部分が特徴的な家は、年月が立つにつれて深みを増していくもの。長く住み続けることで楽しみが増えていく、北欧スカンジナビアの「良いものを長く使い続ける」という豊かなライフスタイルが生きています。
眺めていると穏やかさを感じる、真っ白な漆喰の壁が家全体を取り囲んでいます。
印象が短調にならないのは、アクセントとしてデザインされているアンダーセンの木製窓に、ブラウンの色合いがペイントされているから。天井裏のカラーリングとも合わさって、落ち着きある雰囲気を醸し出しています。
急鬱さを感じることがないデザインで、統一された北欧スカンジナビアの配色が無垢材の良さを引き立てている家です。
群馬県高崎市で「北欧スカンジナビアデザイン」の家をコンセプトに家づくりを提案している「シュガービレッジ」。
スカンジナビアの住宅デザインに文化として息づいている「機能美」はもちろん、落ち着きを感じる「素材感」と「モダンな要素」を取り入れた独自の家づくりを手がけています。
シュガービレッジ 代表 佐藤宗孝さん。
北欧の家づくりに使われる建材やデザイン性、機能性に惚れ込み、日本国内でも少ないスカンジナビアデザインを極めた家づくりを行っています。
理想の家づくりが叶うことはもちろん、佐藤さんの明るく気さくな人柄に魅了されたという施主さんの声も。
スカンジナビアデザインの特徴としては、シンプルかつ機能的であると説明されることが多くあります。フランスやイタリアに見られる華美なデザインとは異なります。
なぜこのようなデザインが誕生したかについては諸説あり、厳冬のために室内で過ごす時間が長いスカンジナビアでは、長く飽きの来ないデザインが好まれたと考えられています。
物流や情報の伝達が発達した現代では、そうした背景はもはや過去のものとなりつつありますが、スカンジナビア生まれのシンプルかつ機能的なデザインは世界でも人気を博すようになりました。
シンプルかつ機能的なスカンジナビアデザインは、いくら言葉で説明しても想像がしにくいもの。シュガービレッジでは、スカンジナビアな家の魅力を存分に体感できるショールームを用意しています。気になる方は、ぜひ一度遊びに来てください。
シュガービレッジの基本情報
北欧スカンジナビアの家と言われれば、絵本に出てくる牧歌的な三角屋根である「切妻屋根」の家を想像される方がいらっしゃるかもしれません。しかし北欧スカンジナビアには、平屋根や箱型の屋根を持つ家も多く建っています。高い機能性とシンプルモダンなライフスタイルを過ごすことができると人気です。
本を斜めに寝かせたような形状をしている切妻屋根の家は、「妻」と呼ばれる梁の両端部分を切り落として作られているため、「きりづまやね」と呼ばれています。
施工のしやすさや雨漏りに対する強さ、メンテナンスのしやすさで人気です。日本でも、スカンジナビアデザインの家にかかわらず多く用いられているスタイル。北欧スカンジナビアは降雪量がかなり多いので、三角屋根(切妻屋根)を伝統的に採用し家を雪の重みから守ってきました。
一般的に切妻屋根は二重構造になっており、建物の気密性・断熱性を高める機能も併せ持っています。この高気密・高断熱性のおかげで、スカンジナビアスタイルの家には開放的な吹き抜けの間取りがよく見受けられます。
木製の窓と体に優しい素材をふんだんに活用した施工事例を紹介。くつろぎ、安らぎを身体全体で感じられる、北欧スカンジナビアデザインでまとめられています。
穏やかに何年先も住み続けられるようにデザインされた邸宅です。明るい色の屋根に煙突がそびえ立つ外観は、誰もが惹きつけられる可愛らしい印象に仕上がっています。さらに縦長の窓によって、柔らかなイメージの住宅になっているでしょう。
家族が集まるリビングに薪ストーブを設けることで、より温かみのある空間を演出。さらにリビングの一角に和室を設置し、ゴロっと横になれるスペースを確保しています。漆喰の塗り壁や無垢の床材などの素材も魅力的です。
屋外にはL字のウッドデッキを設け、洗濯から収納まで最短距離で移動できるよう設計されています。白を基調とした外観に、黒などのダーク系でキュッと引き締まった印象。青空に立つ煙突も一つのデザインとして活かされています。
半分ほどのスペースを土間にしたリビングは、薪ストーブのお手入れなどもしやすい設計になっています。造作デスクや屋根裏に続く階段もまとまっており、生活動線が楽になるように考え抜かれているでしょう。さらに玄関からキッチンまでフラットになっているのも将来的な過ごしやすさを考慮。
豊かな森や雄大な景色など、美しい自然に囲まれたロケーションで家づくりが行われる北欧スカンジナビアでは、自然の風景のなかにしっくりと馴染むように、家の外観にもこだわりがほどこされています。
そのため、スカンジナビアの住宅の外観は、なんと言っても無駄なものがない、シンプルな印象です。シンプルであることには、メンテナンスがしやすい、断熱性に優れているといった建築上のメリットもあります。
また、スカンジナビア産のパイン材など、防腐・耐久性に優れた現地の木材が使用されることも特徴のひとつ。質の高い北欧木材は、長く使用することで質感が変わり味わい深くなっていきます。
異なる色を組み合わせて、外観にメリハリを生み出すツートンカラーも、北欧スカンジナビアの住宅によくみられるデザイン。1階と2階、外壁全体と窓枠や軒や梁が生み出すラインなど、それぞれを異なる色分けにすることで、オシャレな外観に家を彩っているのです。
白をベースにしつつ、青色を差し色として用いた外観です。パッと明るいイメージを抱きやすいデザインになっており、一度見ると忘れられないオシャレさが魅力でしょう。どこかの海辺に来たかのような印象も受けます。
比較的シンプルな外観でありながら、一部ダーク系のアクセントを入れることでお洒落度がグッと増しています。グレー単色で塗り上げているのではなく、木目のような模様が施されていることで、全体に柔らかな印象を与えています。また玄関の扉には明るいブラウンの木材が使われており、見る人の目を引き付けるようなおしゃれなデザインになっています。
北欧スカンジナビアと言えば、長くて厳しい冬の寒さで知られています。この自然条件は当然ながら家づくりにも影響しており、北欧スカンジナビアの住宅は明るさを確保する大きな窓や、非常に高性能な高断熱高気密のつくりが伝統になっています。
冬場の日照時間が極めて短いスカンジナビアでは、そのわずかな日の光をより多く取り込めるように窓が大きいことが一般的。自然光がたっぷりと差し込む明るい室内空間となり、暗い印象はありません。
断熱性を確保する工夫として、高品質な天然木材を使用したり柱の外側・内側両方に断熱材を張ったりすることで、優れた外断熱・内断熱性を実現。高性能・高気密・高断熱性の家になっているのです。
ちなみにシンプルな外観に整えて表面面積を少なくすることで、温かさが失われるのを防ぐ効果も。様々な工夫が行き届いているのがスカンジナビアの家です。
北欧・スカンジナビアデザインの家づくりを手掛ける、群馬県高崎市の「シュガービレッジ」。スカンジナビアの豊かなライフスタイルを再現する「木枠の窓」や「漆喰の壁」など、他の住宅会社では見ることができない素材やデザインが魅力です。Navia編集部は、日本国内でも数少ない「スカンジナビアデザインを極める工務店」である同社に当サイトの監修を依頼しました。シュガービレッジの、「くつろぎとやすらぎの暮らし」をコンセプトにした住宅事例は、HPにも多数掲載。ぜひご堪能ください。