スカンジナビアデザインのテーブルは、時代と場所を超えて愛され続ける名作揃いです。とくに「FREDERICIA(フレデリシア)」や「Artek(アルテック)」といったブランドのテーブルは、定番デザインとして広く愛されています。
スカンジナビア産木材の飾り気のない美しさが光るテーブルは、そばに置いておきたい逸品です。
半世紀以上前にデザインされたテーブルが、現在でも世界中の人々によって愛されている。北欧スカンジナビアのテーブルの特徴は、まさにそういった普遍性にあると言えるでしょう。
例えば、「Artek(アルテック)」社のダイニングテーブルが最初に発表されたのは、1935年。その見た目からは想像できませんが、時を超えて受け継がれてきたデザインは、「良いものを長く使い続ける」という北欧スカンジナビアらしい伝統を感じさせてくれます。
使うほどに味わいの出る北欧スカンジナビアのテーブルたち。家族の歴史がそこに刻まれていくのです。
モーダ・エン・カーサは、2000年に、日本在住のデンマーク人によって創業されました。当初はヨーロピアンモダンのライフスタイルを発信するインテリアセレクトショップとしてスタート。、現在では日本向けにデザインされた、スカンジナビアのオリジナル家具を提供しています。
ウッドテーブル「pipa」は、2004年に発売された「moda en casa(モーダ・エン・カーサ)」のオリジナルコレクションです。ヨーロピアンモダンを基調とするデザインが特徴的。縦と横のラインがすっきりとした端正な印象を与えてくれるpipaテーブルは、天板に明るいライトオーク材を使用。飾り気のないデザインでも、無機質な印象を与えない考え抜かれた作品です。
さらにメタル脚はスライドできる可変タイプ仕様になっており、テーブルをかこむ人数や使い方、室内の広さに応じて柔軟に対応することが可能。10年以上のベストセラーとあって、この延長式のつくりは定番となりました。pipaテーブルは天板サイズを2種類に増やし、バリエーション豊かに使える機能性の高いテーブルとして愛されています。
1955年に創業した名門フレデリシアは、デンマークが誇る家具ブランドです。北欧スカンジナビアでは指折りの実力を有するデザイナー、ボーエ・モーエンセン氏を起用していることでも有名。歴史に残る名作家具の数々を残しているブランドです。
こちらは丸型テーブル「Taro」。長方形のテーブルよりも丸型の方が親しみやすいという方にも少なくないことでしょう。なめらかな丸いラインが美しくそして可愛らしくもあり、使う人数を限定しない自由さは手放せない魅力的。ダイニングをはじめ、キッチンやオフィスなど、日常のどのようなシーンにもしっくりとおさまってくれます。
天板には節がなく美しい木目のオーク材を使用。サイズは2種類が用意されていますので、使用するスペースによって選ぶことができます。美しさと機能性が同居した北欧スカンジナビアらしいテーブルです。
アルテックは北欧スカンジナビアのモダンインテリアを代表するフィンランドのブランドです。紹介するテーブルのデザイナーはモダニズムデザインにおける巨匠、故アルヴァ・アアルト氏。アルテックを創業したメンバーのひとりです。
ナチュラルで落ち着いた印象を与えてくれるアルテックのダイニングテーブルは、最初にデザインされたのが1935年だそう。およそ100年近くものあいだ愛され続ける、北欧スカンジナビアの世界観を表すダイニングテーブルです。 フィンランドの様々な公共スペースや家庭で愛用されている作品には、使う人の年齢を選ばない普遍性があります。
フィンランド産の木材を活かすために考案された「L-leg(エルレッグ)」という特許技術でも知られており、このダイニングテーブルも技術が活用された丈夫さで、長く使われ続ける家具となるでしょう。
製造元の「Snedkergaarden(スネカルガールデン)」は、デンマークの家具メーカー。小規模だからこそ可能な、デンマークの伝統的な木工技術で、高品質なインテリアを世界中に送り出しています。
北欧スカンジナビアの歴史的なデザイナーであるナナ・ディツィル女史が、かつて子どもたちのためにデザインしたスツールがありました。このセンターテーブルの原案にもなっていて、まさに家族のために生まれたテーブルなのです
可愛らしいデザインは、デンマーク語で「糸巻き」を意味する「TRISSEN」(トリッセン)」というシリーズ名がつけられています。軽やかなデザインを活かすために、テーブルの素材には分厚くて頑丈な無垢材が使用されています。デンマーク国内で加工された素晴らしいオーク材が、深みのある雰囲気を室内に与えてくれることでしょう。そのモダンなルックスのために、一般家庭からオフィスまで、使う場所を選びません。
北欧・スカンジナビアデザインの家づくりを手掛ける、群馬県高崎市の「シュガービレッジ」。スカンジナビアの豊かなライフスタイルを再現する「木枠の窓」や「漆喰の壁」など、他の住宅会社では見ることができない素材やデザインが魅力です。Navia編集部は、日本国内でも数少ない「スカンジナビアデザインを極める工務店」である同社に当サイトの監修を依頼しました。シュガービレッジの、「くつろぎとやすらぎの暮らし」をコンセプトにした住宅事例は、HPにも多数掲載。ぜひご堪能ください。