北欧の国々では、家の中で過ごす時間を楽しくするためいろいろな工夫がなされています。例えば食事時間には、お気に入りのテーブルクロス・食器・キャンドルを用いてテーブルを華やかにして友達や家族と素敵な時間が過ごせるようにしています。
食事会・誕生日・結婚記念日など大切なイベントでは、日常生活とは異なる特別な雰囲気で過ごしたいもの。北欧テーブルコーディネートを参考にすれば、自宅にいながらにして、ホテルやレストランで過ごしているような非日常的空間を演出できます。大切なイベントの際は、ぜひ北欧テーブルコーディネートのセッティングをまねてみましょう。
北欧テーブルコーディネートのポイントとして、まずテーブルクロスでテーマカラーをとりましょう。クリスマス・イースターなどイベントに合わせた色をチョイスします。白が基調のテーブルクロスにしても、お気に入りの色柄のある食器・グラス・ペーパーナプキンもより色鮮やかに映って気分が上がりそうですね。キャンドルやお花、グリーンをセッティングして、北欧スタイルの完成です。
また気の許せる友達や家族との食事では、一緒に楽しむため特別なことはせず、自分のお気に入りの食器や雑貨で気軽にコーディネートします。手間をかけないであえて力の抜けた空気をつくることで、お気に入りのものと一緒に過ごす心地よさを味わえます。
北欧テーブルコーディネートで取り入れたい人気食器ブランドについて紹介します。
フィンランドのイッタラにあるガラス工房で生まれた食器を取り扱っており、ガラス製品は飽きることのない食器として使い続けられています。様々なサイズとカラーが揃えられているため、どんな料理にもぴったりのものが見つかるでしょう。またガラス製のタンブラーは、飲み物だけでなくデザート・野菜スティックサラダ用にと使い勝手も見栄えも良い商品です。
iittalaと同じくフィスカースジャパンの手掛けるブランド。フィンランドのアラビア地区で製陶されており、美しいデザインに加えて機能性も良く国内外から高い評価を受けています。白いお皿一面に黒でモチーフの花や果物を描いたものが代表的なデザインとして有名。シンプルであるからこそ、色んな料理をおもてなし料理に変化させてくれる魅力があります。
スウェーデンの陶磁器メーカでシンプルかつ使いやすいのがポイント。食器には色鮮やかにアスター・プラム・緑色の葉っぱなどが描かれています。デザートやサラダなど、色の鮮やかな一皿をより一層おいしそうに見せてくれるでしょう。
フィンランドで生まれたマメリッコも世界中の人々から愛され続けています。ひかえめで落ち着いた色合いの、上品さを感じる小花模様の食器から、存在感のある、幾何学模様をあしらった食器類は、テーブルの印象を変えるのに一役買ってくれそうです。黄色を使ってレトロな花柄模様が描かれている食器はみているだけで元気になれます。
テーブルクロスでは北欧っぽい自然モチーフや幾何学模様の布・織物であるファブリックを使用すると北欧感が出てきます。テーブルクロスが準備できない時は、ちょっとサイズを小さくしてお気に入りのランチョンマットを用意してみましょう。
お部屋の明かりを間接照明にしたり、キャンドルを灯したりすれば時間の流れをゆるやかに感じられ、リラックス効果を得られます。お花や植物を添えれば、季節を感じることも。
食器・雑貨すべてを一度に揃えるには時間と予算も限られ諦めてしまうもの。紹介したテーブルクロスや、手軽に準備できるペーパーナプキンなど北欧テイストを1つとりいれるだけで、あなたらしい北欧テーブルコーディネートができます。まずは気になるものを一つだけ、お家に迎えてみてはいかがでしょう。
北欧・スカンジナビアデザインの家づくりを手掛ける、群馬県高崎市の「シュガービレッジ」。スカンジナビアの豊かなライフスタイルを再現する「木枠の窓」や「漆喰の壁」など、他の住宅会社では見ることができない素材やデザインが魅力です。Navia編集部は、日本国内でも数少ない「スカンジナビアデザインを極める工務店」である同社に当サイトの監修を依頼しました。シュガービレッジの、「くつろぎとやすらぎの暮らし」をコンセプトにした住宅事例は、HPにも多数掲載。ぜひご堪能ください。