北欧スカンジナビアらしいリビングを紹介しています。
リビングのなかにダイニングやキッチンを同居させながらも、ごちゃごちゃとならず端正ですっきりとした印象を与えてくれるのは、スカンジナビアの家づくりだからこそ。天井や床材に、木目が美しい無垢材を使用するテクニックにも、ぜひ注目してみてください。
床材と天井材ともに、温かみがある木目の無垢材が使われているリビングルーム。それだけでもリラックスできる空間です。さらには、表情豊かな手塗りのスペイン壁の漆喰にユニークなレンガ壁も加わり、いつまでも座っていたくなる癒しの空間になっています。
ラグやソファ、植栽といったインテリアも、リビングの雰囲気にとてもマッチしています。北欧スカンジナビアらしい「ヒュッゲ」な心地よさを感じるリビングです。
1日の終わりに、ゆったりと寛げるリビング。それは、何気ない日常のなかにかけがえのない大切なひと時を作り出してくれるでしょう。
深みある光沢を感じられる床材には、ウォールナットを使用。ラグやスウェーデン階段の落ち着いた色合いも、空間に非常によくマッチしています。
空間全体がモダンなスカンジナビアデザインで統一されたリビングです。インテリアがありながら、すっきりとしたシンプルで端正な美しさを感じさせてくれます。奥にはセパレートタイプのキッチン、また食事を取るダイニングスペースも併設されています。
狭苦しさのいっさいないリビングです。天井が吹き抜けになっていることも、空間にすっきりとした開放感を与えているポイントのひとつです。
18畳もの広さがある、快適なリビングダイニングキッチンです。
床や天井の無垢木材が美しいことはもちろん、それぞれに異なる色合いの木材を使用しているため、空間全体に木材ならではの落ち着きを与えながらコントラストも楽しめます。
さらにこちらの自慢は、玄関から出入りできるパントリーも設置されていること。食材の買い出しから帰ってすぐにキッチンに入ることができる利便性の高さを確保しています。
家族が寛げる空間には、壁にシェルフも取り付けられており、様々な本やインテリア雑貨を置くこともできそうです。
高い天井の吹き抜けに、ぬくもりある木材が特徴的なリビング。二階部分から見下ろせば、家族がリビングでゆったりと過ごしている様子が目に浮かびます。くつろぐ家族の様子は、言いようのない幸せを与えてくれるでしょう。
床材・天井材には、ともに木材を使用しているため柱やテーブルなどの木材ともあいまって温かみがあるリビングになっています。対面式のキッチンも、家族で過ごす時間を豊にしてくれそうです。照明や天窓などの工夫も、空間にマッチしています。屋外にはリビングと一体になっているウッドデッキもあるそうです。
フロアから2ステップぶん下がったところに、セカンドリビングを設計したこちら。
セカンドリビングは、子どもの遊び場やテレビを見るスペースなど、様々な用途に使うことができるスペースとして、近年ファミリー層を中心に人気が高まっています。また、可愛らしいアーチ状のニッチも人気なデザインのひとつ。
北欧スカンジナビアでは小さなものを可愛がる心意気がありますが、こういった工夫もまた、スカンジナビアのライフスタイルに通じています。
床材には明るい木材、天井には深みがある木材を使用しているため、空間にメリハリを感じることもできます。
群馬県高崎市で「北欧スカンジナビアデザイン」の家をコンセプトに家づくりを提案している「シュガービレッジ」。スカンジナビアの住宅デザインに、文化として息づいている「機能美」はもちろん、さらに、心身が落ち着きを感じる「素材感」と「モダンな要素」を取り入れた、独自の家づくりを手がけています。デンマークの「ヒュッゲ」なライフスタイルに共感する、「くつろぎとやすらぎの暮らし方」を提案してくれます。
スカンジナビアの家づくりに興味がある方は、ぜひ相談してみてください。
シュガービレッジ 代表 佐藤宗孝さん。
北欧の家づくりに使われる建材やデザイン性、機能性に惚れ込み、日本国内でも少ないスカンジナビアデザインを極めた家づくりを行っています。
理想の家づくりが叶うことはもちろん、佐藤さんの明るく気さくな人柄に魅了されたという施主さんの声も。
シュガービレッジが手掛けるリビングは、照明の配置を計画し、内装の美しさを際立たせ、「ヒュッゲ」な暮らしを提案しています。
デンマーク語の「ヒュッゲ」は、日本語に訳せる言葉がないのですが、「家の中やインテリアを整えて、心地良く、くつろげる空間にすること」「スローな時間を楽しむ」、 そのための環境を整えたりすることを 「ヒュッゲ」と呼んでいます。多すぎない、少なすぎない適量の物を持ち、消費主義の生活とは反対に適度に暮らしていくことを意味しています。
つまり、物質で満たされるのではなく、リラックスした時間を過ごすことで「心を満たす」ことを大切にした考え方です。シュガービレッジが家づくりにおいて大切にしている「くつろぎとやすらぎの暮らし方」と共通する考え方といえます。
シュガービレッジの基本情報
北欧スカンジナビアの住宅事情は、興味があるものの、なかなかイメージできないかもしれません。
写真などで見た印象から、「スカンジナビアの家は、室内面積がとても広いのでは?」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は日本の住宅とあまり変わりがありません。
また、スウェーデンなどは日本と同じく靴を脱ぐ文化がありますが、日本の玄関のように高低差がなく、小さなベンチに座ってマットで靴の汚れを落とすため、玄関ホールには砂利などで汚れることも。バスルームや洗濯機置き場などもコンパクトに設計されていることが多いのです。
広々としたイメージがある北欧スカンジナビアのキッチンダイニングも、昔は仕切られた間取りであることが多く、現在ではリフォームでその間取りを取り払おうと考えているスカンジナビア人も多いのだとか。
いずれにせよ暮らしのなかに様々な悩みのタネがあることは、日本と変わりなく知れば知るほど親近感がわいてくるでしょう。
北欧スカンジナビアでは、厳しい寒さの冬が長く続きます。最も短くなれば1日の日照時間がわずか3時間しかない場合もあり、家のなかで過ごす時間がとても長くなるのです。
こういった風土でも家族で楽しく暮らしていくためには、家具選びがとても重要。そのため北欧スカンジナビアでは、過酷な風土を嘆くよりも、「どのようにして明るく楽しい暮らしをつくっていくか」に喜びが見出されているほどです。
そんなインテリア選びですが、北欧スカンジナビアらしい室内デザインにするには、なんといっても、その特徴を抑えることがポイントです。
例えば、明るい木材をふんだんに使用したチェアやテーブル、また、ビビットな色合いの雑貨や北欧柄のファブリックを取り入れることで、一気に雰囲気がよくなります。
家族で長く過ごすことになるリビングには、ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナーのチェアなど、有名な定番もののインテリアがひとつほしいところ。マリメッコの柄物のアイテムもおすすめです。
布物の使い方が上手なことも北欧スカジナビアに見習いたいところ。
ファブリックを暮らしに取り入れるとたった一枚でも彩りとなり、部屋の雰囲気はガラッと変わってしまいます。「ファブリックってどう使えばいいの?」と困惑される方もいるかもしれませんが、例えば、パネルに布を貼ってファブリックパネルをつくり、壁に取り付けるだけでも部屋の雰囲気は一気にオシャレになります。もちろん、壁にひっかけるだけのタペストリーにするのも良いでしょう。
あまり狭くない部屋なら、つっぱり式のカーテンレールなどにファブリックを取り付けて、扉やドアの代わりにすれば開放感が生まれます。
ソファなどのインテリアにあわせて、クッションカバーにすることもテクニックのひとつです。
思い切って、使い慣れた椅子の座面や背もたれを、新しいファブリックで張り替えてみれば、「ものを大事に使い続ける」という北欧スカンジナビアらしいライフスタイルを感じられることでしょう。
北欧・スカンジナビアデザインの家づくりを手掛ける、群馬県高崎市の「シュガービレッジ」。スカンジナビアの豊かなライフスタイルを再現する「木枠の窓」や「漆喰の壁」など、他の住宅会社では見ることができない素材やデザインが魅力です。Navia編集部は、日本国内でも数少ない「スカンジナビアデザインを極める工務店」である同社に当サイトの監修を依頼しました。シュガービレッジの、「くつろぎとやすらぎの暮らし」をコンセプトにした住宅事例は、HPにも多数掲載。ぜひご堪能ください。